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第18回サツキマス幼魚放流会 平成19年11月18日
第18回サツキマス幼魚放流会


 平成19年11月18日(日)午後11時より、第18回サツキマス幼魚放流会を、今年も広島県山県郡安芸太田町加計・程原の河原で行いました。



 一昨年の台風14号の増水にはじまり、昨年は台風13号の大雨で太田川はひどい有様です。



さらに今年は雨が少なく、水不足による水位低下・・・と、太田川は水生生物にとってますます住みにくくなっています。



今年は、程原の河原の放流場所の近くに受付を設置し、一昨年新調したサルモプロジェクトの横断幕を掲げました。



昨日までの温かさとは打って変わって、当日の気温は6度、天候は曇り時々晴れ、日陰にいると肌寒いといった感じでした。



午前10時過ぎには早くも放流魚が到着し、参加者の到着を待ちました。


午前11時前には28人の参加者が集まり、開会行事と放流時の注意をした後に放流を開始しました。



今年のサツキマスの幼魚は、体長約13〜15cm、重さ約30〜40g前後の大きさです。



放流魚の数は、昨年度並みの約1300尾、大人や子ども合わせて32人の参加者で、ゆっくりと約1時間かけてサツキマスの幼魚を放流しました。



参加者はそれぞれ手に持ったバケツにたくさんの幼魚を入れてもらい、思い思いの場所で何度も何度も放流しました。



なかには、「バイバイ、大きくなってまた帰ってきてね。」とやさしく声をかけながら放流する親子の姿も見られ、ほのぼのとした気持ちになりました。



今年も、来年の5月に大きく成長したサツキマスが遡上してくる姿を思い浮かべ、また、忙しい中、参加してくださった多くの皆さんに感謝しながら放流会を無事終了しました。



放流後、齊藤さんが調達してきた猪肉をメインに、焼き肉パーティーをしました。



塩コショウの味付けで、とてもおいしかったです。



サルモプロジェクト実行委員会では、サツキマスを通して水のこと、自然のことを学び、子どもたちにより良いものを手渡したいと願っています。



放流されたサツキマスの幼魚が大きくなり、気持ちの良い故郷の川『大田川』に帰ってくることを願うという主旨で活動を続けています。



しかしながら、たくさんの皆さんの協力がなければ実行できないものです。放流基金へのご協力をよろしくお願いいたします。


連絡・問合せ先
齋藤 082−294−4213


Salmoプロジェクト実行委員会
           中木 正巳
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